本会の概要

会長あいさつ

全国養護教諭連絡協議会
会長 辻野 智香

 令和5年6月17日(土)、全国各研究団体の代表者51名にご出席いただき、文部科学省初等中等教育局健康教育食育課 松﨑美枝調査官、初代会長中村道子先生はじめ来賓の先生方に御臨席賜り、東京浅草橋ヒューリックホールにて令和5年度総会を終了することができました。各研究会の皆様のご協力とご理解に対し、心より感謝申し上げます。

 今年度は役員改選の年となり、令和5・6年度の役員についても総会においてご承認いただきました。昨年度までの役員7名が退任し、新たに7名の役員が加わり10名でスタートいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

 近年社会の変化は加速度を増し、複雑で予測困難となっている中で、子供たちの健康課題は、ますます、複雑化、多様化し深刻化しています。また、教育現場のICT化が急速に進み子供たちの学習環境も養護教諭の執務も大きく変化しています。このような中、養護教諭が、子供たちの健康課題解決に向け重要な責務を果たすためには、今後さらに専門性を高め学校保健関係者等と連携・協働して学校保健活動の充実を図っていく必要があります。

 本会では全国各研究会との連携を密にとり、研修会や研究協議会の充実、研究誌「瑞星」の発行、調査研究の実施などを今後も継続し、学校教育を担う教育職員として養護教諭の専門性をさらに発展し続けていきたいと存じます。

 本会は今年度8月に創立32周年を迎えます。昨年度は30周年記念誌を作成いたしました。改めて本会の設立趣旨とこれまでの道のり、全国の研究団体のあゆみを振り返り、新たな視点をもちながら、養護教諭の将来を見据えた研修・研究活動をさらに推進していきたいと考えております。子供たちの今と未来の幸せのために、役員一同、微力ながら本会の運営と活動を担って参りますので、今後とも皆様のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。